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編集長ブログ

花saku8月号は 本場大島紬!  [2018年07月20日]
 
 

西日本を中心とする豪雨災害の被災者の方、ご関係各位に心からお見舞いを申し上げます。

連日の猛暑に「暑い暑い」と嘆きたくなりますが、被災地でエアコンもない中で必死に頑張っている皆さんのことを思うと、文句もグチも言えませんね。

 

盛暑、猛暑、酷暑、激暑、炎暑、厳暑、蒸暑、溽署……、暑さを表現摺る言葉がどんどん激しくなっていきます。そしてもうすぐ暑さのピーク「大暑」を迎えます。

子どもの頃、30度あったら大騒ぎでした。昨今は35度で騒いでいたかと思ったら、もう、40度近い気温があちらコチラで観測されています。この東京で、本当にオリンピックが開催できるのでしょうか? マラソンしても大丈夫なのでしょうか? 人類は鍛え上げたら大丈夫なのでしょうか? などと思わず考えてしまいます。

 

皆さま、この夏をどのようにしのいでいらっしゃいますか?
さて、そんな暑い中ですが、8月号は大島紬を特集しました。
本日、無事に発行できました。ありがとうございます。

やっぱり大好き
こころトキメク
本場大島紬

2018年8月号の表紙


ちょうど、NHKの大河ドラマで「西郷どん」を放映中ですね。


主役の鈴木亮平さんに惚れてしまいそうな夏ですが、あの「テッペキーン」のCMのポーズはちょっと妙な感じがします(笑)

さて、大河ドラマは、もうすぐ「長州」vs「薩摩・会津」の蛤御門の変というところでしょうか。松田翔太さんが一橋慶喜を熱演していて、あれ?あれれれ?篤姫の時もそうだったかな?と思って調べてみたら『篤姫』の時は、14代将軍家茂役だったんですね。徳川歴代将軍を演じる役者さん、すごいですね。
瑛太さんは、今は大久保一蔵(利通)さんですが、『篤姫』の時は小松帯刀で、篤姫の元彼でした。沢村一樹さんも篤姫にも西郷どんにも出ていて……、欠航キャスティングがかぶります。幕末がいつもこんがらがる私の頭の中は、さらに混乱の度合いが増しております。皆さんは、大河ドラマ、ご覧になっていらっしゃいますか?

 

話しを大島紬に戻しまして、NHKの大河ドラマが始まるやいなや、行って参りました鹿児島へ。同行していただくメーカーさんの体調が少々心配だったため、予定よりも2ヵ月遅くなってしまいましたが、とても盛り上がっていました。外国人観光客の方も増えているんですね。

そう、今年は明治維新150周年の記念すべき年なのです。

そして、きものファンなら誰もが憧れる、大島紬も、長い歴史がありますが、実は明治に入ってから劇的にその技法や色柄が発展します。「明治維新」がキーワードですね。

今の大島紬は明治時代にできたと言っても過言ではありません。そのへんのところは本誌で詳しくご覧いただくとして、今回の花saku8月号の特集のナビゲーターは、元タカラジェンヌの宮里美貴子さん。表紙も飾っていただきました。美人さんです♪

宮里美貴子さん
宝塚にいらっしゃった時は、月組で「宮里夢乃」という芸名で活躍されていました。宝塚ファンの方の中にはご記憶にある人もいらっしゃるかもしれません。そして、鹿児島にとっても、大島紬にとっても記念すべき2018年、今年の本場大島紬クイーンの1人です。で、この号を担当したのが編集部のヒロイン「宮沢巳起代」です。「みやざとみきこ」「みやざわみきよ」と2文字しか違わない!

 

「だからなに?」っていうツッコミをされそうですが、なんだか意気投合していざ、取材&撮影に出発〜!!


ちなみに、どうでもいい話しですが、「みやざわみきよ」の航空券は「みやざわみきお」と大変男らしい名前になっておりました。良くあることだそうで……

 

宮里さんは、ダンスや踊りをなさっていたこともあって、体幹がしっかりとしていらっしゃるのか? 立ち姿の凜とした雰囲気や、ふとした所作の美しさがずば抜けて際立っていました。NHK大河ドラマのロケ地にもなっている元島津別邸の仙厳園で撮影をしましたが、あちらこちらがリニューアルされて楽しいところ、見どころが増えていました。
ぜひ、夏休みや、秋の旅行で訪ねてみてはいかがでしょう。
桜島がもっとも美しく見えるように、お庭が設計されています。

桜島を見るための別荘! ってな感じですね。
仙厳園
実は、この仙厳園から一番近い(徒歩3分くらいかな?)セブンイレブンのお向かいあたりに、きものファン、ファッションファンにはちょっと興味深い「「鹿児島紡績所跡地」があります。
つまり、日本初の紡績工場となる「紡績」という事業は、斉彬公の「集成館事業」のひとつだったのですね〜。

軍事ばっかりじゃないんですね(笑)
そうそう、大河ドラマの中でも斉彬公の渡辺謙さんが、薩摩切り子でワインを飲むシーンがありましたね。そして、斉彬公亡き後、薩英戦争を経てイギリスのチカラを思い知った忠義公が、イギリスから紡績機械を輸入して、日本初の「洋式紡績工場」が出来上がったというわけ。

 

市内には、今だけの「大河ドラマ館」もできていて大賑わい。貧乏のどん底の西郷家の家屋などが再現されているNHKのスタジオのような楽しさ。ドラマの進行により、ちょっとずつリニューアルしながら運営されているそうなので、何度訪ねても楽しめるのかもしれません。プロジェクションマッピングや映像などで暑い日でも1日安心して、安全に楽しめる面白スポットでした。

そして、以前『花saku』で、生誕100年を記念して大特集をした、大島紬の中興の祖とも言える、藤都喜ヱ門さんが作った「奄美の里」を訪ねました。大島紬という「着るモノ」を芸術、美術の世界にまで高めた人です。「奄美の里」は都喜ヱ門さんが奄美大島を模して造った広大な庭園。ここもおすすめスポットの一つです。

こちらでは、都喜ヱ門さんのお孫さんの超イケメン! 陽一さんが迎えてくださいました。スタッフの鹿児島美人さんたちも大島紬をお召しになってくださって、宮里さんとご一緒に楽しい工場見学をしました。その様子もぜひ本誌でご覧になってくださいね♪ 勉強になりました! 

 大島紬工程

そして、駆け足で6つの工房を巡った鹿児島の旅。充実の旅でした。

本来、保温性に優れている大島紬ですが、暑さの続くこんな時季ですので、盛夏や単衣の大島紬もコーディネイトもたっぷりご紹介。さらりと爽やかな着心地もご紹介しました。

 夏大島

 

そして、「世界一」と賞されるその精緻な絣模様。基本の形と、それぞれの特徴もご紹介。「西郷柄」とか「一本西郷」なんていう柄があるのを思うと、やっぱり西郷どんは地元のヒーローですね。ちなみに大久保柄ってあるんでしょうか〜? なんとなく洋装に長いお髭のイメージですね。そのうち……涼しくなってくると瑛太さんもお髭をたくわえるのでしょうか〜?

 

さて……、ドラマの話しばかりで恐縮ですが、小栗旬さんが大好きなので坂本龍馬役、とても楽しみです。岩倉具視役の笑福亭鶴瓶さんに驚きです。そして、誠に個人的なもう一つの驚きは、「科捜研の女」の、京都府警科捜研の研究員役(役名が分からない)をしていた永田成哉さんが面白くて大好きでしたが、他のドラマであまりお見かけしませんでした。まぁ、もっとも、あまりテレビを見ないので実はアチコチのドラマで大活躍なさっていたのかもしれません。その長田さんが、なんと藩主になっていらっしゃいました。島津茂久役! ビックリ!

Posted at 05:00